東京都に所在する「上野動物園」にて飼育されているジャイアントパンダの「シャンシャン」が2023年2月21日(火)に中国へ返還されることになり大きく注目を集めています!
パンダが中国に返還される理由は何なのか、返還先は中国のどこになるのかなど気になりますよね?
またパンダのレンタル料金は年間どれくらいなのかについても詳しく調査していきたいと思います!
そこで今回はパンダ返還の
- パンダを中国に返還する理由
- パンダのレンタル料金
について紹介します!
パンダを中国に返還する理由
上野動物園がパンダを返還するのは「中国野生動物保護協会」との間に貸与の約束があるからです。
中国野生動物保護協会との約束とは、パンダのシャンシャンが満24ヶ月(2歳)になったら返還するというものでした。
シャンシャンは2017年6月12日に日本で生まれましたが、両親のリーリーとシンシンが貸与されていることから、その子どもであるシャンシャンの所有権も中国にあります。
本来であれば2020年12月31日に中国へ返還される予定でしたが、コロナ禍の影響によって日本から中国への直行便が欠航してしまい、シャンシャン返還は5回も延期になってしまったそうです。
5回の延長を経て今回2023年2月21日(火)に中国への返還が決まりました。
パンダの返還先はどこ?
ジャイアントパンダ・シャンシャンの返還先は中国四川省に所在する「中国ジャイアントパンダ保護研究センター(雅安碧峰峡基地)」になります。
この研究センターは国が管理しており、四川省に複数の基地があります。
ジャイアントパンダの「シャンシャン」が21日、日本の上野動物園から中国に帰る。シャンシャンは帰国後、四川雅安碧峰峡拠点に送られ、1カ月の隔離検疫を受ける。異常がなければ隔離解除後に一般公開される。
引用元:中国網日本語版(チャイナネット)
シャンシャンの返還先となる「雅安碧峰峡基地」の所在地は以下の通りです。
- 住所:四川省雅安市雨城区 邮政编码: 625000
雅安碧峰峡基地は東京ドーム約15個分の広さがあります!
パンダがのびのび過ごす環境には最適なのではないでしょうか。
四川省の中心地・成都市からは車で約2時間ほど離れているため観光客は少ないようですが、雅安碧峰峡基地ではパンダの世話を2日間体験できるプログラムもあるそうですよ♪
パンダと触れ合いたい方は一度中国へ訪れるのもいいかもしれませんね!
パンダのレンタル料金は?
上野動物園に初めてパンダが来たのは1972年で、当初は中国側から無償提供されていカンカンやランランとは異なり、シャンシャンの両親であるリーリーとシンシンにはレンタル料金がかかっています。
シャンシャンの所有権は中国側にあるものの、レンタル料金は無料となっています。
東京都が中国側に支払っている「レンタル料」は年間で約95万ドル(約1億800万円)ほどになります。
このレンタル料金は野生動物保護の活動資金に充てられているそうですよ!
まとめ
パンダなぜ中国に返還?レンタル料金は年に1億って本当?について紹介していきました。
パンダ返還の調査結果をまとめると
- パンダ返還の理由は中国側と2歳になったら変換するという約束をしていたから
- パンダ返還の場所は中国ジャイアントパンダ保護研究センター(雅安碧峰峡基地)
- パンダ返還のレンタル料金は年間約約95万ドル(約1億800万円)
という事が分かりましたね!
最後までお読みいただきありがとうございました。