1985年8月12日羽田から大阪行きの日本航空123便が墜落し、524名中520名が犠牲になってしまった日航機墜落事故。
坂本九さんら有名人も犠牲になった事故ですが、羽田から大阪という便だったので実は乗るはずだった有名人が8人いたと言われています。
搭乗するはずだった彼らが、搭乗を免した理由は何だったんでしょうか?
また、「虫の知らせ」という言葉がありますが、残念ながら事故の犠牲になってしまった坂本九さんは虫の知らせを感じていた!という話もあります。
そこで今回は日航機墜落事故
- 日航機墜落事故で乗るはずだった有名人・芸能人8人!
- 搭乗を免れた理由は?
- 日航機墜落事故で坂本九は「虫の知らせ」を感じていた!
について詳しく紹介していきたいと思います。
日航機墜落事故で乗るはずだった有名人・芸能人8人は誰?
日航機墜落事故が起きた日本航空123便には、乗るはずだったのに何かしらの理由で乗れなかった有名人も多数いました。
結果的に難を逃れられましたが、どいった理由で乗るのをやめた(または乗れなかった)のでしょうか?
乗るはずだった有名人は次の方たちです。
- 明石家さんま
- ジャニー喜多川
- 少年隊
- 笑点メンバー
- 稲川淳二
- 逸見政孝
- 麻美れい
- 深田恭子
それぞれ紹介していきますね。
明石家さんま
日本航空123便に乗るはずだった有名人として最もよく知られているのは明石家さんまさんではないでしょうか?
明石家さんまさんはその日東京で「オレたちひょうきん族」の収録があり、その後大阪のラジオ番組「MBSヤングタウン」に出演のために日本航空123便に搭乗予定でした。
しかし、その日たまたま「オレたちひょうきん族」の収録が早めに終わったため、予定の日本航空123便ではなく1本早い全日空の便に乗り換えていたのです!
その日の「MBSヤングタウン」ではショックで言葉を失いながらニュースを伝えたそうです。
明石家さんまさんが、輝いて見える
いつも喋りまくり
確か、さんまさんって、
日航機墜落事故の飛行機に乗る予定
だったけど、偶然一本早く乗ったんだって
それから、生きているだけで丸儲け
IMALUという名前にしたらしい
人はいろいろだ#明石家さんま #日航機墜落事故— 太朗はなこ (@taro_hanako321) August 11, 2021
日航機墜落事故から4年後の1989年に娘のIMALUさんが誕生していますが、名前の由来が「生きてるだけで丸儲け」というのは結構知られている話ですよね。
その由来は日航機墜落事故がきっかけで、1本早い便に乗って命拾いをしたことによって生まれた由来なのだそうですよ。
ジャニー喜多川
ジャニーズ事務所の社長であったジャニー喜多川さんも、日本航空123便に乗る予定でした。
その日、大阪で公演される近藤真彦さん主演の舞台を見に行くために搭乗予定でしたが、近藤真彦さんから記者会見に来てほしいという要請があり、予定を前倒しして大阪に向かったので難を逃れました。
24時間テレビで坂本九さんの件をやってる
1985年日航機墜落事故
ジャニーさんと少年隊が乗る予定だったあの便。
もし、もし、、、と考えると
ジャニーズ事務所の存在も
私の過去の推しも
現在の推しも
心の拠り所がすべてなかったのかもしれない運命の巡り合わせとはいえ………
— ky🙂k🙂 (@milktea_knt) August 27, 2023
少年隊
事故当日、少年隊のメンバーも大阪でおこなわれて近藤真彦さん主演の舞台を見に行くために、ジャニー喜多川さんと共に日本航空123便に搭乗予定でした。
しかし、ジャニー喜多川さんが前倒して大阪に向かうことになったので、少年隊の3人は飛行機をキャンセルして東京に残ることになりました。
1985年の日航機墜落事故のあの飛行機にジャニーさんと少年隊が乗るはずだった話もニッキの口から直接聞けたね。あの飛行機に乗ってた少年隊ファンの家族からラジオにお手紙届いて泣きながらそのお手紙読んでたヒガシも忘れられないね。ジャニーズの歴史を変える事故だったのかと思うと怖すぎるね😱
— チャーリー (@bB1hImbunXMZKkT) March 29, 2023
笑点メンバー
笑点メンバーは翌日8月13日に徳島県である阿波踊りに参加するために徳島便に乗る予定でした。
しかし徳島便が遅延し、更に徳島空港が悪天候のため予約便が条件付き運行となっていたため、日本航空123便に搭乗して神戸から船で徳島入りをする案が出ます。
そんな中、林家こん平さんが「いいじゃないかい、決まった便でゆったり行こうよ」と提案したため予定通り遅延していた徳島便に乗り免れることができました。
何とも林家こん平さんらしい発言に救われましたね。
《当時の笑点メンバー》
三遊亭圓楽(5代目)さん・桂歌丸さん・林家木久蔵(林家木久扇)さん・林家こん平さん・三遊亭小遊三さん、三遊亭楽太郎さん、古今亭朝次さん、山田隆夫さん
同行予定だった広告代理店の方数名は、日本航空123便に変更し搭乗したために残念ながら犠牲になってしまいました。
稲川淳二
怪談話で有名な稲川淳二さんも、日本航空123便に乗るはずだった有名人のうちの1人です。
稲川淳二さんは大阪へ向かうスケジュールがあり日本航空123便に搭乗予定でした。
しかし、搭乗直前の仕事で健康番組「稲川淳二のためになる話」の収録中、立っていられないくらいに具合が悪くなってしまいました。
そのため、日本航空123便ではなく翌日の朝一番の新幹線での大阪入りに変更し、難を逃れたそうです。
しかし、同じ番組の手伝いをしていた美容研究家の和田浩太郎さんは、収録後大阪に移動するため羽田に向かい、到着が早かったため予定していなかった日本航空123便に搭乗し犠牲になってしまいました。
逸見政孝
逸見政孝さんはその日家族で大阪の実家へ帰省予定でした。
逸見政孝さんの希望で日本航空123便を予約しようとしましたが満席。
そんな時に奥様が言った言葉は
4人で飛行機に乗って、もし事故でも起きたらどうするんだい
でした。
奥様はもともと飛行機が苦手だったようです。
そして長男が直前で「新幹線の方が安い」と言った言葉で、新幹線に変更され難を逃れました。
麻美れい
元宝塚歌劇団で女優の麻美れいさんも、大阪での仕事があり日本航空123便に乗る予定でしたが、東京での仕事が早く終わったため、1本早い便に乗ったため無事でした。
麻美れいさんが大阪に着いてから事故のニュースが入ってきたようです。
《元宝塚歌劇団の北原遥子さんは犠牲に》
日本航空123便には元宝塚歌劇団の北原遥子さんも乗っており犠牲になっています。
北原遥子さんが日本航空123便に乗っていたことを知り、かなりショックを受けたと語っていました。
麻美れいさんと北原遥子さんは稽古場で一緒に作りあげていく仲間でした。
深田恭子
1982年生まれの深田恭子さんは、日航機墜落事故が起きた当時はまだ2歳で、家族で日本航空123便に乗る予定でした。
深田恭子さんの家族は、羽田空港までの移動移動手段でもある「東京モノレール」で羽田空港へ向かおうとしていました。
しかし東京モノレール羽田線が遅延していたために飛行機を次の便に変更したそうです。
深田恭子さん本人はまだ2歳で記憶もないと思いますが、両親は何とも言えない気持ちになったでしょうね。
日航機墜落事故「虫の知らせ」を坂本九は感じていた!
日航機墜落事故の犠牲になってしまった坂本九さんには、後に語られた家族の話によって「虫の知らせ」を感じていたのでは?というエピソードがあります。
まず、坂本九さんは飛行機に強いこだわりを持っていました。
- 国内の移動には、いつも全日空を使っていた
- 当時の日本航空は事故が多かったので嫌っていた
- そのため妻や所属事務所も坂本九さんの移動は全日空でと徹底していた
ここまで強いこだわりを持っていたにもかかわらず、なぜ日本航空に乗ったのでしょうか?
元マネージャーであり友人の選挙応援のために大阪へ向かう坂本九さんは、もちろん全日空を希望していましたが全部満席で埋まっており、日本航空しか残っていませんでした。
周囲も坂本九さんのこだわりを知っていたので、友人も何としても変えた方がいいということを伝えたそうなのですが
「せっかく手配してもらったのだから…」
と変更はしませんでした。
坂本九さんの優しい人柄が表れていますね。
そして、当日に家族が見た虫の知らせだったのでは?という出来事が起こります。
自宅の庭で次女が見た坂本九さんは空を見上げていたそう。
そしてどうしたのかと尋ねる次女に
「今日は雲が速いから飛行機に乗りたくないんだよね…」
と呟きました。
また、前日には目をつぶって娘を抱きしめていた姿を妻が目撃し、何かいつもと違和感を感じたそうです。
やはり、坂本九さんは何かを感じていたのかもしれませんね。
普段徹底していた飛行機も、少しの日にちや時間のズレでこのような結果になってしまったのは本当に残念でなりません。
日航機墜落事故で乗るはずだった有名人・芸能人8人!搭乗を免れた理由も!まとめ
日航機墜落事故で乗るはずだった有名人について調査結果をまとめると
- 日航機墜落事故で乗るはずだった有名人は明石家さんまさん・ジャニー喜多川さん・少年隊・笑点メンバー・稲川淳二さん・逸見政孝さん・麻美れいさん・深田恭子さん
- 日航機墜落事故で坂本九さんは前日の行動から「虫の知らせ」を感じていたのでは?と家族が語っている
と言うことがわかりました。
乗るはずだった有名人を紹介していきましたが、本当にちょっとしたことがきっかけで日航機墜落事故から避けることができていますね。
坂本九さんの行動を知ると、本当に虫の知らせがあったかのようで心が痛いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。